私のお弁当作り20年
結婚20年。毎日、主人のお弁当を作っています。
結婚当初、毎日帰りの遅い主人のためにご飯を作るのは朝ごはんだけでした。お昼と夜は同居の両親と3人。半年前まで全く知らなかった人たちの食事の好みが分からず、毎回とても頭を悩ませながら食事の支度をしたものです。
夜中12時頃帰宅した主人とのほんの1時間ほどが私の新婚生活でした。お弁当を作り始めたのは、主人とのコミュニケーションのつもりだったのかも知れません。
そこで早速買ってきたのがこの本です。
最近はやりの「キャラ弁」とかいうのではなく、日本の伝統的なお弁当のおかずを紹介していて、毎日の食事つくりの片手間に作り置きや冷凍保存おかずの作り方などが載っていて、普段のおかずつくりの参考にもなりました。
例えば、夕飯に作った唐揚げやとんかつなどを余計に作って冷凍保存しておき、お弁当を作るときに酢豚もどきやかつ丼にしたり、乾物を濃いめの味付けで煮たものを保存しておき酢飯に混ぜてちらし寿司弁当にしたり。
あか、青、黄とカラフルなおかずになるようにすると自然と栄養バランスの整ったお弁当になるとも書いてありました。今では私のバイブルです。
娘が高校生になると2人分作りました。甥っ子が下宿していた時は甥っ子にも作りました。今年の春からは、高校生になる息子のお弁当作りが始まります。野球部で頑張る予定の息子。高校の野球部では体を大きくするために吐きそうになるまでご飯を食べさせられるとか。
最近では、おにぎり一つと小さいタッパーにおかずと果物だけのシンプル弁当でも十分な主人ですが、息子のお弁当はそうはいきません。
よーしがんばるぞ!!!と張り切る母なのでした。