私の風

子ども2人と主人と主人の両親の6人家族。知らなかった土地に住み着いて20年、いろいろなことがありました。ここで自分自身を見直すきっかけを作りたいです。

子どもの頃の話 暗い話

 主人と、子どもの頃の話になる事があります。

 主人は、子どもの頃連れて行ってもらった場所や出来事をよく覚えていて、すべて「楽しかった。」と言います。

 それが、何故か私は子どもの頃の事が思い出せません。父の転勤のため2~3年おきに引っ越しをしていたので、〇年生の頃は?と聞かれると当時住んでいた家や近所の風景などがすぐ浮かぶのですが、どうしても「出来事」が思い出せないのです。家族で自動車で出かけた思い出はたくさんあるのですが、いつも車の中で泣いていたように思います。

 自動車の中では、父と母が「大人の話」をしています。兄弟は5歳下に双子の弟がいたので、二人で遊んでいます。(チャイルドシートなんてなかったです。)ふと気づくと、一人でずーっと景色を眺めています。すると、ツーっと涙が流れてくるのです。それに気づいた母は私を叱ります。「なんでお前は被害妄想が強いんだ!!」

 

 お中元やお歳暮の季節になると、休日(当時は日曜のみ)は、お宅巡りになりました。当時はそういう事があったのです。朝から家族であちこちめぐります。両親があいさつをしている間、子ども達は車の中です。一日に何件も周り、最後の車中では私の大泣きです。すると父が大笑いをします。

 

 私の性格が悪いのか、被害妄想が強いのかそんな思い出ばかり。親に感謝出来ない悪い娘なのでしょうか?

 

 主人は、家族をいろんな所へ連れて行ってくれます。子どもたちや私のやりたいことや興味あることは応援してくれます。

  私の楽しい思い出は、結婚してからのほうが多いかもしれません。

 

 

春になると。。

春。ふと桜の木を見上げるとまだ花もつけていないのに樹木全体がうっすらピンク色に見えるのは私だけでしょうか?

 

昔読んだ染色家の志村ふくみさんの本に、サクラ色に染めるには花びらではなく樹木から色を採取するとありました。美しい桜の花を咲かせるために、樹木全体で準備をしているのかも知れません。

 

我が家の北向の窓を見ると赤城山が見えました(今は家が建って見えにくくなりましたが)。天気予報は晴れでも赤城山の上空の空がうっすらピンク色に見えるのも私だけかもしれません。

 

春の庭は華やかなのに、私は毎年体調を崩します。花粉症が始まると頭痛や冷えに悩まされ、それに加えて進級進学、人事異動などの変化に精神的にも体力的にも不安定になります。

 

それでも毎年の事、ポカポカと暖かい日差しにウキウキしていないで、身体を冷やさないようにしながらアクティブにこの大好きな季節を乗り切ろうと思います。

 

まずは5月の10連休の計画をたてましょうか。

我が家のスローガン!?

最近、息子が始めた筋トレ。NHKで放送されていた「みんなの筋肉体操」をユーチューブで観ながら一生懸命頑張っています。

 

そばで見ている主人と私。番組の中の先生のセリフが気になります。「筋肉は裏切らない!」は必ず最後に先生の発する言葉ですが、ハードな練習の最中に鼓舞する様々なセリフの中に「きついけど、つらくない」というのがあります。

 

「きついけど、つらくない」

初めて聞いたときは、吹き出してしまった私たちでしたが、だんだん我が家のスローガンのようになってきました。

 

誰でも、生活をしてゆく中で「きつい」と感じることはたくさんあると思います。でもこれを今耐えて頑張れば「夢」に少し近づいたり、「成長」出来たりするかもしれません。それを思えば今きつくとも決して辛くはないのだと思えてくるです。

 

このところ仕事がハードスケジュールでくたくたに疲れて帰ってくる主人。少々愚痴も出ます。そんな時「きついけどつらくない、だよね」というと少し元気になります。今主人が一生懸命になっているのは、出会ったころ私に話してくれた主人の「夢」の第一歩につながるかもしれない仕事だからです。

 

よし!私も「きついけど、つらくない」で頑張るぞ!!!

 

 

私のお弁当作り20年

結婚20年。毎日、主人のお弁当を作っています。

 

結婚当初、毎日帰りの遅い主人のためにご飯を作るのは朝ごはんだけでした。お昼と夜は同居の両親と3人。半年前まで全く知らなかった人たちの食事の好みが分からず、毎回とても頭を悩ませながら食事の支度をしたものです。

 

夜中12時頃帰宅した主人とのほんの1時間ほどが私の新婚生活でした。お弁当を作り始めたのは、主人とのコミュニケーションのつもりだったのかも知れません。

 

そこで早速買ってきたのがこの本です。 f:id:kumochin:20190309204338j:plain

最近はやりの「キャラ弁」とかいうのではなく、日本の伝統的なお弁当のおかずを紹介していて、毎日の食事つくりの片手間に作り置きや冷凍保存おかずの作り方などが載っていて、普段のおかずつくりの参考にもなりました。

 

例えば、夕飯に作った唐揚げやとんかつなどを余計に作って冷凍保存しておき、お弁当を作るときに酢豚もどきやかつ丼にしたり、乾物を濃いめの味付けで煮たものを保存しておき酢飯に混ぜてちらし寿司弁当にしたり。

 

あか、青、黄とカラフルなおかずになるようにすると自然と栄養バランスの整ったお弁当になるとも書いてありました。今では私のバイブルです。

 

娘が高校生になると2人分作りました。甥っ子が下宿していた時は甥っ子にも作りました。今年の春からは、高校生になる息子のお弁当作りが始まります。野球部で頑張る予定の息子。高校の野球部では体を大きくするために吐きそうになるまでご飯を食べさせられるとか。

 

最近では、おにぎり一つと小さいタッパーにおかずと果物だけのシンプル弁当でも十分な主人ですが、息子のお弁当はそうはいきません。

 

よーしがんばるぞ!!!と張り切る母なのでした。

 

 

薄墨色の心

今朝は朝から仕事の事で気分が落ち込みぎみでした。

 

私「仕事が不安で仕方ないときある?」

主人「あるよ。」

私「考えても仕方ないよねー。」

主人「そういう時はたくさんシミュレーションしたり、余計な準備はしないようにしているんだ。」

 

私は、逆のパターン。準備をしっかりして不安を解消しようとしています。そして後で反省ばかり。そして落ち込むんだよね。。。

 

主人は、私に指導をしようと思って言ったのかそれとも何も考えていないのかわかりません。

 

春の曇り空のようにうっすらと薄墨色だった私の心にキラッとひとすじの光が差し込んで、スッとはれやかな気持ちになりました。

笑顔のちから

 家族が出かけるときは、笑顔で送り出すようにしています。

 どんなに忙しくても、玄関を出るときは満面の笑顔で「行ってらっしゃい。気を付けてね」と言います。ちょっと喧嘩をしてしまった後でも、口角を思い切り上げて大げさなくらいの笑顔をつくります。

 

 反抗期の息子は、父母がいるときには知らん顔ですが、そうでないときは玄関の引き戸が閉まる瞬間まで満面の笑顔を返してくれます。

 主人は駅の改札に入る瞬間に振り返って手を振ってくれます。

 

 笑顔には人を幸せにしてくれるちからがあります。朝だけのほんの一瞬のことだけど、今日も一日元気で過ごしてほしいと願っているのです。

 

 もちろん私も笑顔で今日一日頑張ろうと気合が入ります。

 

 

 

 

 

我が家の食事事情

我が家は6人家族です。娘は大学でうちを出たので今は5人ですが。

 

朝ごはん

6時半から7時15分の間に主人と息子が朝食。私は主人のお弁当つくり。笑顔で見送り。

7時半から8時くらいに、父母の朝食。

私はその隙間に食べる。

うまく行けば台所の片付けが終わったあとゆっくりコーヒーと朝ドラ。

 

お昼は、残り物。父母と一緒だったりそうでなかったり。

 

よるごはん

4時頃から色々考え始める。

5時、ご飯をセット(4合)。季節にもよるけれど、冬場は6時半に夕食。夏場は、8時頃になることもあります。食後の片付け。

10時過ぎ主人の帰宅。もう一度台所へ。おかずは分けてあるのでご飯と焼酎のカップの準備。そのあと、お弁当箱と主人の夕食の片付け。明日のご飯をセット(5合)。

 

これにプラスして、甥や姪が数ヶ月下宿したときは7人家族になりました。親戚が泊まりに来たりすることもありますし、法事で集まると大変な人数です。

 

それでも、子供たちも成長して親戚も昔ほど集まらなくなってきました。ずいぶん楽になりました。食事に文句を言われなくなって来たし、年を取ったせいか、父母も優しくなってきました。20年間培って来たことは無駄ではなかったと感じる今日このごろです。

 

あ!いつも支えてくれた主人には感謝しています。